2008/07/17

授業紹介~ “感動 健康 環境”を作るお花の開発ものがたり

株式会社サカタのタネ
小杉波留夫先生(花統括部 花き開発グループ)
3時間目 講座№303


7月13日(日)朝7時30分~8時のTBS番組/「応援!日本経済  がっちりマンデー!!」で、サカタのタネさんが紹介されました。

実は、プリンスメロンはサカタのタネが開発した大ヒット商品!
1962年(私が生まれた頃??)、高級品だったメロンを安い値段で食べられるようにとサカタのタネが開発したそうです。

食料自給率が3割以下の日本ですが、
世界の種業界では、輸出トップ3のシェアを持つすごい会社なんです。

たぶん、私たちが普段何気なく食べているおいしい野菜やあま~い果物
目にしている美しい花々の種のほとんどがサカタのタネといっても過言ではありません。

そのサカタのタネが開発した『サンパチェス』という花は、
おもに自動車などの排気ガスに含まれる大気汚染物質の二酸化窒素(NO2)、
シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒド(HCHO)
や地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を多く吸収するそうです。

また『サンパチェンス』の表面温度をサーモカメラで計測したところ、
地面の温度よりも10℃以上も低く、「打ち水」効果による温度降下能力も備えていることがわかりました。

もし、この『サンパチェンス』が地球温暖化や大気汚染を軽減してくれるのならば、
世界中にこの『サンパチェス』を植えれば、
地球の空気がきれいになり、地球を救うことになるかもしれませんね。

その実証研究をされたサカタのタネ 花統括部 花き開発グループ 小杉波留夫さんを講師にむかえ、
実験のデータなども見ていただきながら、その開発秘話をお話してただきます。

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