第一カーボン株式会社 寺山泰司先生
2時間目 講座№203
私は漫画家浦沢直樹さんの作品で「MASTERキートン」という漫画(アニメ化もされた)が好きなのですが、その主人公であるキートンさんは、いつも普通の人では思いつかないようなユニークな方法で危機を乗り越えてゆきます。
あるとき身を守るために、たまたま手に持っていた<かじりかけのリンゴ>と<アルミ箔>を使って電流(フラッシュみたいな)を起こし、敵を撃退するシーンがありました。
科学の知識を応用して、身近なもので身を守るなんてかっこいいなあと思いましたし、試験勉強ばかりで知識を現実に応用させる発想を持たない自分の頭脳のお粗末さを痛感したものです。
寺山さんが勤める第一カーボン株式会社は大正時代から乾電池用炭素棒を作ってきた歴史の古い会社です。
現代社会でも私たちのまわりは電池だらけ。
省エネの時代だから、今後もっと注目されるかもしれません。
電池って、私たちの生活とは切っても切れない縁がある、とても身近な存在ですよね。
その電池がどうやって作られ、発電しているものか、私にはいまだにピンと来ないのですが、寺山さんが会社自慢の炭素棒を使って、実際に電池を作る実験を体験させてくれます。
炭素棒は無料で参加者に提供されます。
使うのは紙コップ、ティッシュ、アルミ箔など身近にあるものだけ。
教科書だけでは実感できない科学の不思議を実体験できたら、ボクもキートンさんみたいになれるかな
きょういく応援団 ひの
職業講話の市民講師募集中
11 年前
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